埼玉県立大宮光陵高等学校  since1986 
   普通科  外国語コース  美術科 音楽科 書道科←ここを押してください。
〒331-0057 埼玉県さいたま市西区中野林145番地  TEL 048-622-1277 FAX 048-620-1901
アクセスしていただきありがとうございます。 今年開校32年目を迎えました。本校の様々な魅力をたくさん発信していきます。本校のホームページをどうぞよろしくお願いいたします。

 


児童生徒書道展

ご応募ありがとうございました。

 

メニュー

学科紹介学校概要学校生活進路指導総合芸術活動国際交流学校説明会高校入試事務室からのお知らせ

H29体験入学・学校説明会

普通科
普通科外国語コース

第3回 11月25日(土)
第4回  1月13日(土)

音楽科
説明会2 9月30日(土)
説明会3 12月2日(土)


美術科
説明会1 10月14日(土)
説明会2 11月11日(土)

書道科
説明会2 9月24日(日)
説明会3 12月2日(土)

詳細は各科の学校説明会
ページをご覧ください。
体験入部はこちらから

 
H27.09.04~646266

光陵デイズ(第6回)を更新しました。

全国大会に出場する弓道部員に話を聞く

写真左から、折原さん、柴野さん、島田さん、加藤くん。


今回は、今夏全国大会に出場する3人の弓道部員さんに話を聞きます。聞き手は、弓道部の加藤君です。普段の練習の成果が発揮されて、全国に出場する3人の選手の今の心境などを聞きました。



加藤君:それではインタビューを始めます。まず、全国大会に出場が決まった、弓道部の皆さん3人にインタビューを行います。まずは自己紹介からお願いします。

島田さん:3年の島田です。中学の時は新体操部に所属していました。

折原さん:3年書道科の折原です。中学校の部活は剣道部でした。

柴野さん:3年普通科の柴野です。中学校での部活はバレーボール部でした。



加:はい、では次に、みなさんそれぞれが出場する全国大会について教えてください。

折:私は平成28年度インターハイ県予選の個人で優勝して、インターハイ本戦に出場が決まりました。インターハイは8月上旬に鳥取県で行われる予定です(一同拍手)。

加:はい。次に柴野さんですね。

柴:全国遠的高校弓道大会埼玉県予選団体で3位に入賞して、全国大会出場が決まりました。遠的全国大会は8月下旬に福岡県久留米市で行われます(一同拍手)。

加:頑張ってきてください。では最後に島田さん。

島:埼玉県の国体選手の選考会で、島田が一位通過で、折原が三位通過で国体候補選手になりました。関東ブロック予選が8月下旬に山梨で行われ、それを通過すると10月の岩手国体に出場になります(一同拍手)。

加:ありがとうございます。

全国遠的大会埼玉県予選にて



加:それぞれ素晴らしい結果を残された弓道部の方々に聞きたいのですが、これを読んでいる方は弓道ってどんなスポーツなのか、どういうことをするのか知らない方が多いと思うので、皆さんなりに分かりやすく弓道とはどういう競技なのか説明してください。

柴:自分をあらわす競技。

折・島:(笑)

加:もうちょっと具体的にお願いします(笑)。

柴:むずかしいよ(笑)。

加:何メートル先から射る、とか勝ち負けがどう決まるとか。

島:28メートル先の直径36センチの的に、4本の矢を当てる競技です。

柴:基本的には3人対3人で試合を行い、一人4本なので12本中何本当たるかで勝敗が決まります。

加:12本の何本かで試合をするわけですね。

  
関東大会にて



加:柴野さんが出場した遠的大会っていうのは普通の弓道とどういうところが違うのですか?

柴:折原や島田が全国や国体で選ばれたのは、28メートル先の的に向けて行うんですけど、私が決めた遠的の全国大会は60メートル先の直径100センチの的に当てる競技です。

島:知らなかった(笑)。

柴:本当(笑)?

加:はい、ありがとうございました。

加:では、そんな弓道部の皆さんの普段の練習は休みなくされていると思うのですけど、オフとかの日はどういう風に過ごされていますか?

島:とにかくオフが少ないので、休みの日は友達と必ず約束して、だいたい遊んでいるので家にはあまりいないです。ずっと遊んでます、友達と(笑)。

加:「島田さんから弓道を取ったら何が残るの?勉強大丈夫なの?」という心配の声を女子からよく聞くんですけど…。

島:大丈夫じゃないです(笑)。弓道やるために、ここ(大宮光陵)に来たから。それ以外の事は若干後回しな部分があるので。もう少し頑張ります、勉強も(笑)。

加:柴野さんは?

柴:自分は、アウトドア派というよりインドア派です。練習ある時はいつも、家が近いのもあるんですけど、朝6時に起きて7時には家を出ます。でも休日は普通に12時ぐらいに起きて、ゴロゴロ寝転がりながらのんびり過ごしています(笑)。

加:では、折原さんお願いします。

折:お菓子作りとか言っちゃだめだよね(笑)

島・柴:だめだよ(笑)

折:書にいそしんでいますとかそういうのも…

島・柴:だめだよ(2回目)。

加:書道科の折原さんは、休日も書道科の活動(作品制作)に忙しいんですか?弓道との両立とかどうなんですか?

折:両立ですか?正直なところ、やっぱり偏ってしまいます。書道科も全国総合文化祭とか参加しますし。弓道も全国大会にいっていますし。どっちも素晴らしい結果を出しているんですけど。確かに、弓道部に入ると両立が難しい部分はあります。でも、弓道をやってるからといって、書道で賞がとれないわけではないです。実際私も高校2年生のときにちゃんと高校美術展で入賞しました。だから、両立は、本当に大変だけど頑張ればできます!

加:休日の話は?

折:休日は柴野さんと同じように、遊びにいかずに、ひたすら食べて起きて、食べて起きて…

柴:寝るじゃないんだ(爆笑)。

折:間違えた(笑)。食べて寝て、食べて寝ての繰り返しです。

加:それぞれ、個性がある休日の過ごし方ですが(笑)。部活とプライベートのメリハリがつけ、休むときに休むことが、大会で結果を出すことができる力につながるのかなぁと聞いていて思いました。



加:話は変わるんですけど、皆さん、すごく忙しいと思うんですけど、部活に青春って感じますか?

島:はい。みんなで頑張っているし、部活がとても充実しているから。

加:柴野さんは?

柴:部活終わったあとに、部活の後輩たちと部室の前でキャッチボールしたりとか、水遊びとかするのも楽しいし、みんなで花火とかもするので、楽しいです。

加:折原さん、どうぞ。

折:弓道の大会の出場して、敗退して、負けるたびに悔し涙を流すんです。「次は絶対に勝つ」って、みんな誓うんですけど、そのときに私はグッとくるものを感じて、弓道って青春だなって感じます。

加:わかりました。それぞれ、いろんな青春があるっていうことですね。

  
仲間との楽しい一コマ



加:皆さん、遠征とか大会とかいろいろ経験されたと思うのですけれども、それぞれ一番思い入れのある大会をあげてください。

島:6月の頭に、栃木で行われた関東大会です。団体戦がベスト8を決めることができて嬉しかったんですけど、自分は全力を出せなくて折原に助けてもらった部分があったかなと思います。自分は団体戦で一番最初に弓を引く大事なポシションに今いるんですけど、当てなければいけないところで当てられなかったのがすごく悔しくて。でも3人で頑張ってきたからベスト8という結果が出せたので、いい大会だったなぁって思います。

柴:私が一番思い入れのある大会は、インターハイの県予選です。団体で優勝して鳥取県の本戦に出たかったんですけど、第2位でした。ベスト4に残った時点で、エンジン全開でいかなければいけなかった場面で、リーグ戦1回戦の時に少し固くなってしまい、負けてしまいました。これではだめだと思い、残り2試合全力で頑張って勝つことができました。その大会で第2位だったことがすごく悔しかった。全国大会出場を逃したのですが、その悔しさがあったからこそ、遠的大会で全国にいけたので、それはそれでいい経験だったなと思います。

加:悔しい思いをしたことが、遠的大会の結果につながったということですね。

柴:そうそう。

加:では折原さん、お願いします。

折:私が一番思い入れのある大会は、1月に山梨県で行われた清流杯という大会です。その大会は関東の学校が集まるんですけど、私達のAチームがはじめて3位に入賞した大会なのでそこからたぶん自信がついてチームのやる気があがった大会だと思うし、そこがスタート地点だなと感じる大会なので一番思い入れがあります。

加:1月にはじめて結果という目に見える成果が出たことで、そのあとの大会で、その自信をもって大会に臨めたっていうことですね。

折:はい。


試合にて



加:これから、全国という舞台でそれぞれ戦っていきますが、今の思いを語ってください。じゃあ、島田さんから

島:私は、埼玉県代表の国体候補選手としてこれから戦っていくわけですけど…。本当は、遠的大会の方も(ここにいる)3人で決めた試合だったんで、福岡県にも行きたかったんですけど、試合の日程がかぶっていたので国体の方を優先せざるを得ませんでした。柴野とは違う会場で同じ日に試合を行うので、福岡に行くメンバーに負けないように、埼玉県の代表として頑張りたいです。国体の方はまだ練習が始まってなくてこれから合同練習とか増えていくんですけど、その中でしっかり自信を持っていけるような練習をして、関東ブロックでは一位通過を目指して、10月の全国大会の方に必ず行けるようにこれから練習していきたいと思います。

加:補足ですけど、柴野さんが決めた遠的大会は柴野さん、島田さん、折原さんの3人で全国決めた大会ですが、すでに折原さん、島田さんは国体選手で全国に行くことが決まっていました。そして国体の大会の日程が遠的大会とかぶってしまったために、遠的大会は、柴野さんと弓道部の他の2人の選手が出ることになりました。それでは柴野さんお願いします。

柴:さっき、島田が言っていたように、3人で決めた全国大会で、予選の時の楽しさや苦しさを自分一人しか知らないのは、少し残念で心細いんですけど、2人はしっかり埼玉県を背負って頑張っているので、自分も光陵の名前を背負って頑張りたいです。自分と他の2人の選手も波にのせて大会でしっかり成績を残して有終の美を飾りたいなと思っています。

加:ありがとうございます。それでは折原さんお願いします。

折:今までは、3人とか5人の団体戦だったのが、今度はインターハイの個人戦います。前後に仲間がいなくて、一人で引くことになってしまうので緊張感を持って自分のやるべきことを全力で出し切っていきたいです。

加:国体選手の方では?

折:まだ練習が始まっていないので、どんな感じかまだ分からないので、新しい埼玉県チーム一丸となって、島田が言ったように関東ブロック一位通過を目指したいです。

加:はい。ありがとうございます。

 




光陵デイズ(第5回)

教育実習生さんたちに話を聞く


写真左から、林さん、鈴木さん、佐藤さん、聞き手の佐藤さん、滝澤さん


今回は5月25日から6月14日までの3週間、教育実習生として本校に来ている3人にインタビューをしました。聞き手は学校PR係の佐藤さんと滝澤さんです。本校の卒業生でもある教育実習生さんは光陵生にとって先生でもあり、また先輩でもあります。そんな彼女たちの教育実習の3週間や、高校時代、現在について話を聞きました。


佐藤さん・滝澤さん:こんにちは。今回インタビューさせていただきます。3年2組の佐藤と滝澤です。よろしくお願いします。

佐藤さん・鈴木さん・林さん:よろしくお願いします。


佐:では、まず、佐藤先生から自己紹介をお願いします。

佐:青山学院大学文学部史学科の考古学コースに通っています、佐藤です。考古学専攻ですが、授業では日本史Bを教えていて、吉村先生のもとでご指導受けています。

滝:ありがとうございます。では、鈴木先生お願いします。

鈴:東京芸術大学器楽科ピアノ専攻の鈴木です。光陵での(教育)実習では普通科と音楽科の音楽科目の授業を受け持っていました。

佐:ありがとうございます。林先生お願いします。

林:法政大学文学部日本文学科に通っています、林と申します。(教育)実習中は国語科、特に古典Aを丸山先生のご指導のもと、普通科3年の生徒に教えています。よろしくお願いします。

滝:ありがとうございました。

  

佐藤先生の授業風景
 

佐:今回、実は、先生方がHRを担当している生徒に印象やエピソードについて聞いています。

佐、鈴、林:えー(笑)。これは怖いよ(笑)

佐:それを発表するのに合わせて、教育実習の感想をお願いします。まず佐藤先生ですが、とてもフレンドリーで話しやすく、高校時代のノートまとめが素晴らしいのと、授業は字もきれいで、わかりやすいという意見が多かったです。では、感想をお願いします。

佐:そんなありがたい感想をいただけて、ちょっとドキドキでしたけど、(感想をくれた)みんな、ありがとうございます。教育実習全体の感想としては、本当に実りが多くて充実しすぎているぐらい幸せな3週間だったなと思います。本当に体力的に大変な部分はあったんですけど、もうそれ以上に充実している事が本当に嬉しくて。本当に授業準備とかも大変だけど、でも、すごく楽しかったです。大変だったけど、楽しかったです(笑)。そしてみんながとても優しくて嬉しかったです(笑)。

佐:ありがとうございます。では鈴木先生お願いします。鈴木先生は、羊のショーンが好きで…。

鈴:あー、わかった。誰が言ったか(笑)。

佐:黒目が大きくて、ほっぺがプニプニしてかわいいという意見が(笑)。

鈴:なんだそりゃ(笑)。でも言っている人はわかりました。

佐:では、感想をお願いします。

鈴:いや本当に、HRを持っているクラスの子たちはかわいくて。本当にありがとうございます。実習をしてみて、やっぱり大学で教職の授業を受けているだけではわからないことがたくさんあるのだと感じました。大学では座学の授業に加え、模擬授業も経験しましたが、実際に高校で生徒の子たちを目の前にして授業をした時に、様々な難しさというものも実感しました。さらに授業だけでなく、学校生活が成り立つには、裏でどのように、どんな人が動いているかっていうのも見えて、とても勉強になりました。なにより生徒たちの反応がすごくかわいくて(笑)。それが授業をするモチベーションになりました。

滝:ありがとうございます。次に林先生ですが、笑顔がかわいらしくて授業もわかりやすいっていう意見が多くありました。また授業中に板書するときなど手が震えていたっていうエピソードがあったのですが、やはり緊張されましたか?

林:緊張します(笑)。

佐:よく見てるね(笑)。

林:よく見てるものなんですね(笑)。「ばれたか」っていう感じです(笑)。コメントありがとう。実習に来ての感想ですが、座学で自分なりのこうしたいなっていう理想を思い描いていたわけですけど、それが通用しない。ここではこうすべきっていうのがちゃんとあるんだなぁっていうのを学んだり。あとはやはり先生方にいろいろお話を聞きに行く機会も多かったですけど、結構そのとき、(先生方は)忙しいんだなぁっていうのを感じたりしました。でも一番嬉しいのは、私、結構人見知りが激しい方なんですけど、生徒の皆さんが話しかけてくれたりとか、感想の紙を配っていたんですけど、その紙の中でいい事書いてくれたり、質問書いてくれたり、っていうのがすごく嬉しくて。やりがいになりました。

滝:ありがとうございます。
  

鈴木先生の授業風景



佐:教育実習をやっていて難しいな、とか、大変だったなと感じたことって何かありますか?

佐:やっぱり、一人一人の命をあずかっていることにすごく責任を感じました。みんなが質問したときに、実習生でも先生でも適当に教えられたら、生徒からしたらたまったものではないので、そこは責任を持ってやろうと思っていました。先生方はそういう責任を感じながら、大切にみんなの事を育てているんだなって思いました。ところで、なんでしたっけ、質問(笑)。

佐:教育実習に来て難しかったことです(笑)。

佐:難しかったこと(笑)。その責任は、すごく重く感じました。まぁ、難しかったことっていうか、大切にしなきゃなって思いました。

滝:ありがとうございます。

鈴:授業をしていくうえで、自分が何を伝えたいかとかいうものを一つ軸に決めて授業を組み立てるんですけど、自分が伝えるだけじゃなくて、目の前にいる生徒たちに、それが伝わっているか、なかなか最初の授業では実感できなくて。結局伝わってなかったりということもあるんですけど、目の前にいる生徒たちとその場その場でのコミュニケーションを大切にすることというか、その場その場のものを作り上げるのが難しいなと思いました。

佐:ありがとうございます。

林:そうですね。こういうことを教えたいんだっていうことがあっても、それを伝えるのってものすごく難しいなって思いました。一方的にこちらがペラペラしゃべっているだけっていうのは、すごい退屈な授業になってしまうし。楽しく受けてもらいたいなって思うけれども、どうすればいいのかなっていうのが結構難しかったです。あとは、私が授業に失敗して勝手にへこむのも、まぁ、あるのですけれど、それやると一番迷惑こうむっているのは生徒なんだなぁって思うと、やはり責任感は感じましたね。適当な事は教えられないし、ちゃんと伝わるように言わなきゃだし。

鈴:ほんとに。

佐:そう(一同笑)

林:特に私、3年担当していたので、これテストや受験に出るんだよなぁって思うと…。

鈴:ねぇ(笑)

佐:ほんとにねぇ(笑)

林:しっかりやろうと思いました。すごく責任は感じました。

  

林さんの授業風景

 

 

 

 






光陵デイズ(第4回)

大宮光陵高校 学生食堂(ルミナスホール)

写真左から、畠山くん、新村くん、須田さん

今回は、いつも学生食堂でお世話になっているニューフジフーズの須田さんにお話をお伺いしました。聞き手は、野球部の新村君と畠山君です。おいしい食事を作る秘訣は何でしょうか?


須:よろしくお願いします。

新:よろしくお願いします。

畠:よろしくお願いします。


新:いつからこの仕事をしているのですか?

須:いま、ここで勤めているのは私も含めてみなさん1年ぐらいになります。

畠:その前は違うところに勤めていましたか?

須:いいえ。ここ(食堂)はお昼の時間だけになるので、みなさん子どもが小学校に上がり、働き出せるようになったところで、子どもが学校へ行っている間の時間を使い、光陵高校の学食で働いています。

新:この仕事を始めたきっかけはなんですか?

須:自分たちの子どもが少し手が離れたので「外に出て働きたいなぁ」と思って探していました。でもやっぱりまだ時間が少し限られているんですね。食堂のお昼ごはんを作る仕事だと時間が合うので皆さんそのような理由でこの仕事を始めていますね。

学食(ルミナス正門)


畠:料理を作っているときは心掛けていることはありますか?

須:おいしく仕上げたい、きれいに盛りつけたい、ということも大事なのですが、学校のお昼休みという限られた時間に、みんな食べに来てくれるので、まず、昼食の時間に間に合うよう、手際よく進められるようにみんなで協力し合って作っています。

新:仕入れてきた材料は何日で使い切りますか?

須:材料は前日までに揃うように業者さんにお願いしています。メニューに合わせて出し、ものにもよりますが、当日使い切ることが多いですね。


学校の先生方も食堂で作ってくれたお弁当を利用しています。



畠:食堂のメニューは毎日変わることが多いですけど、どうやって(メニューを)考えていますか?

須:メニューについては、今言われたように、丼と麺は日替わりになっています。本社で担当の社員さんが季節に合わせて、光陵高校の皆さんが喜んで食べてもらえそうなものを選んで、一ヶ月のメニューを考えてくれています。

新:メニューが本当に多いのですが、そのなかで一番人気のメニューは何ですか?

須:やっぱり一番と言うと、誰が食べても「おいしい!」と言ってくれるのはカレーです。他にカツ丼も定番メニューで人気があります。


学食のカレー


畠:食堂に来たら絶対に食べてもらいたいメニューは何かありますか?

須:さっきも話しましたが、メニューは日替わりです。みんな自分の好きなメニューがあると思うんですよね。それ以外の食べたことのないメニューも、本社で、味見を重ねながらおいしい物に仕上げていますので、食べたことないメニューや今年の新メニューとか、そういったのにも是非挑戦してもらいたいなと思っています。

新:一番手間のかかるメニューはありますか?

須:ドリアやオムライスは、ご飯に味付けをしてさらにオムライスだと卵にくるんだり、ドリアだと焼いたり、作業手順が多い物はいくつかあります。でも、どれも時間内で作れるように工夫されているので、手間がかかっても頑張ってます(笑)。

ランチメニューと美術科生徒による絵画



畠:さっき一番人気のメニューでカレーが挙がっていたんですけど、カレーのこだわりとかスパイスとか何かありますか?

須:カレーについてはスパイスの分量は秘密になっています(笑)。ただ、カレーはここでは作ってなくて、会社の方がふじみ野にもう一つ、セントラルキッチンを持っていて、そこで作ったものをいつも届けてもらっています。なので、そこで作っている人しか知らないんです(笑)。

新:栄養面を考えるのも業者さんの方ですか?

須:栄養面はこちらで考えています。あと、メニューについては光陵高校の皆さんの好きそうな味というところからメニューを考えていくのですが、その時に材料の仕入れに気を付けています。野菜にしてもお肉にしても、安全で安心して出せる物を、お家でお母さんが家族のご飯を考えながら作るようなのと同じような材料を使って作っています。なので、そういった面から栄養面だけではなくて、食材そのもののことを十分考えてお出しするようにしています。


畠:渡り廊下で販売し始めたのはいつ頃からですか。

須:経緯は詳しく分からないんですが、最初は(食堂の)出たところの入り口でお弁当の販売をしていたらしいんです。しかし、教室から離れているため、みんなにもっと買いに来てもらえるようにということで渡り廊下で予約とお昼の販売を始めたと聞いています。

渡り廊下でのお弁当の販売



新:この食堂の利用者は毎日多いんですけど、一番混雑するときはいつですか?

須:一週間のうちだったら、金曜日が一番混みますね。メニューも金曜日だけ定食が入るので、それもあって皆さん来てくれてます。


学食内の風景


畠:働いているとき、一番大変なことは何ですか?

須:まず、時間までに間に合わせること。それからこれからの時期、湿度が上がって暑くなってくるので食品の管理に気を付けると言うこと、そのあたりだと思います。

新:一年間やっていて、一番嬉しいなって思っていることは何ですか?

須:「おいしかった」という一言と、「ごちそうさまでした」って言われた時が一番嬉しいです。お家でお母さんもきっと同じだと思います(笑)。食べた後に「ごちそうさま、おいしかったよ」と言ってあげたら、お母さんとっても喜ぶと思いますよ。


予約のお弁当


畠:一年間働いていて、光陵生の印象はどうですか?

須:他の高校のことは分からないので、比べることは出来ないんですが、光陵高校の皆さんは本当に素直で明るくて、廊下ですれ違うときもみんな挨拶してくれて、私たちも楽しく働くことができています。

新:光陵生についてのエピソードがあったら教えてください。

須:卒業を控えた3年生が学食で食べる最後の日に、「3年間おいしいお昼をありがとうございました」と言ってきてくれたことがとても嬉しく、今も心に残っています。


新:最後の質問になりますが、これからの目標はありますか?

須:みんなにもう食べ飽きちゃったなぁと思われないよう、少しずつ工夫しながら、たくさん食べに来てもらえるように頑張っていきたいと思います。おうちで「おなか空いた!」と食事につくように、学食に食べに来てくださいね。


新:ありがとうございました。

畠:ありがとうございました。

須:はい、ありがとうございました。


来週の月曜日から、学食に新メニューが加わります。是非ご利用ください。

 






光陵デイズ(第3回)

第1回日学・黒板アート甲子園

「第1回 日学・黒板アート甲子園」最優秀賞作品


写真左から、清水さん、岸さん、金子さん


 今回は、平成28年度「第1回日学・黒板アート甲子園」で最優秀賞作品を受賞した本校美術科の清水さんと岸さんの2人にお話を聞きました。聞き手は同じ美術科で放送部の金子さんです。

 このインタビューの前に2人は新聞やテレビも取材を受けていたのですが、そこでは聞けない話なども出てきて面白いインタビューになりました。

 


金子さん:今日はよろしくお願いします。

清水さん:よろしくお願いします。

岸さん:よろしくお願いします。


金:はじめに、第1回日学・黒板アート甲子園に参加しようと思ったきっかけはなんですか?

清:黒板に(作品を)描く機会が最後になるので、思い出作りのためにやりました。


金:では、作品のコンセプトについて聞かせてください。

清:コンセプトは「白昼夢」で、お昼を食べたあとの午後の授業は眠くなるじゃないですか。そこから授業中、先生が書く黒板の文字がゆがんできて、それが絵のように見えてくる。その絵が今度は絵から実物がとびだしてくる。そんな夢と現実がまぜこぜになっているようなそんな空間をイメージして描きました。

金:実際に授業中とか、そんな体験をしたことってありますか?

清:そうですね(笑)。すごい眠いですよね、はい(笑)

金:お昼食べたあとの授業は眠いですよね。


金:どのくらいの期間、時間をかけて制作しましたか?

清:だいたい制作は5日間、1日5時間ぐらいです。

金:意外と短い期間で完成したのですね。


金:(作品で)難しかった部分はどこですか?

岸:私は黒板の最初に、白で塗るのを圴一にならなければいけないのですけど、いつも(先生方が)授業で使っているところはすぐ白くなるのに対して、使ってない端っこの部分とかはちょっと擦るだけで塗ったのがとれちゃうので、均一にするのが難しかったです。

清:私は、人物の肌の色合いが難しかったです。微妙な色合いを限られたチョークの色で表現するためにいろいろ試行錯誤して。結果的には「ハッチング」(複数の平行線を描き込む描画法)で描くっていう方法でやりました。難しかったです。

金:授業で使うチョークの色しか使ってないので、あれだけの人の肌の色ってなかなかでないですよね。

清:そうですね。

金:何色のチョークを使ったんですか?

岸:8色です。

金:チョークの他に使ったものってありますか?

清:描くのはチョークだけで、消したり、ボカしたりするのにスポンジとか筆とか綿棒とかも使いました。

金:やっぱり細かい部分とかは綿棒でとか細いのを使うんですか?

清:そうですね。あと、手も使って(やりました)。


金:ここに、黒板アート制作過程の写真がいくつかあるのですが、作り始めから解説してもらってもよろしいですか?最初に、制作初日の昼間ですけれども、この段階で左側の鳥と、恐竜やカモメなどのデッサンが描かれていますね。

清:そうですね。

金:ですけど、初日の午後には鳥以外のデッサンが消えていますが、どうしてですか。

清:なぜかうまくいった感じがしなくて。岸さんに全体のデザインを描いてもらおうと思って全部消しました。

金:岸さんに全体を描いてもらったのがこれですね。黒板に磁石があるのは何のためですか?

岸:磁石を置くことで、広い黒板全体のバランスをとるためです。

金:そこから、先生の細かい描写や、恐竜の目、蛇などが入っていって・・・

 

金:最後に鳥のシルエットやネズミ、恐竜の目の周りの鱗が描かれていますね。

清:当初は鳥のシルエットだけで終わりにしようと思ってました。恐竜の目の周りの鱗は、南島先生から「この絵のままだと、未完成だと思われるかもしれない」という助言をもらって、はじめは入れる予定ではなかったのですが、後から描き足しました。

金:そして中央のヒヨコが、現実のイラストから色がついてだんだんと夢の世界の実物へと描かれていっていますね。

清:あのヒヨコは岸さんのアイディアです。あのアイディアは私では思い浮かびませんでした。さらに、先生の影や鳥の影の部分は、なかなかうまくいかなかったので、岸さんに直してもらいました。すごい助かりました。

金:本当にあの作品は2人の共同制作なんですね。


金:では、作品の一番見てほしい部分はどこですか?

岸:平面的な黒板に描いてあるものと、浮き出ている生き物とのバランスに気をつけたので、そこを見てほしいです。

金:あの作品をぱっと見た時に、やっぱり、人と鳥がすごい目に入ってきて、そのあと、周りのかわいいヒヨコとかが目に入ってくるので、(構成が)すごいなぁって思いました。清水さんは?

清:ほとんど同じです。立体と平面的なイラストとの対比みたいなのが一番見てほしいところですね。


金:黒板そのものを生かしたデザインだなぁって思ったんですけど、どうしてそのようにしたんですか?

清:やっぱり黒板に描く黒板アートということで、黒板を利用するからには、黒板にからめて描きたかったんです。それで、去年は黒板の視点から見た作品っていうのがあったので、じゃあ、自分はどうしようかっていうことで、黒板をそのまんま、みたまんま、っていうのを考えて…。

 

(昨年度の本校生徒「うのりたい」(4人)による作品。
 左が「黒板アート甲子園プレ大会」優秀賞作品。

 右は本校入学許可候補者説明会用の新入生へのメッセージバージョン)

金:私たちがいつも見ている風景として、黒板を使うって言う事ですか?

清:そうですね。

 

金:折角描いた作品を消すときにどう思いましたか?

岸:急いで、授業の前に消したので、なんか本当に一瞬で終わっちゃって、「あっけないな」って思いました。

清:「はかない」っていうのもあったんですけど、最初から描きだして最後も自分の手で終わらせるっていうのが、結構「後始末をつける」っていう感じで、すがすがしさはありました(笑)。


金:その作品の人物と鳥が中心となると思うのですが、その人物のモデルっているんですか?

清:(私たちが)一年生の時の担任の大浦先生です。

金:あっ!やっぱり。なんか(大浦先生の)優しい雰囲気とかがすごい出てますよね。それは、写真とかとって、こういうポーズをしてください、みたいな事をしたのですか?

清:そうですね。実際に、黒板を前に立ってもらって、いろいろポーズしてもらって、それを写真に撮って描きました。

金:その中から、いいものを使って描いたんですね。

清:そうです。結構ノリノリで、いろいろポーズをとってくれて。「これでいい?これでいい?」ってやってくれたんです(笑)

金:あはは(笑)。大浦先生らしいですね。

清:そうですね。


金:最後に、参加しようと思った理由に、「思い出作り」とありましたが、実際に制作してみていい思い出になりましたか?

清:私はもう、「超満足」みたいな(笑)。最優秀賞とれたし(笑)。もう、いい思い出になりました。

岸:私は、途中から誘ってもらったので、コンセプトとかを途中から知りました。どんどん描き進めていくうちに、清水ちゃんの思ったものがだんだん見えてきて、私自身も完成を楽しみにしながら描いたので、とてもいい思い出になりました。


金:本日はありがとうございました。

岸:ありがとうございました。

清:ありがとうございました。



本校は、「最優秀賞」の他に、特に秀作を数多く応募したということで「学校賞」を受賞しました。

以下が、本年度、本校が応募した作品です。

 

 

 

 






光陵デイズ(第2回)


平成28年度 離任式

写真左から

松本さん、永尾先生、白石先生、久保島校長先生、守屋教頭先生


 今回は、平成28年4月28日に行われた離任式に出席していただきました先生方4人にお話をいただきました。聞き手は放送部の松本さんです。

 離任式の時とはまた違ったお話や光陵生から見た先生方の印象などが聞けて、とても興味深いインタビューになりました。



松本さん:今日はよろしくお願いします。

先生方一同:よろしくお願いします。



松:まず、光陵での一番の思い出を聞いていきたいと思います。永尾先生、お願いします。

永尾先生:体育祭です。本校は、毎年恒例で長縄(みんなでジャンプ)をやるのですが、私が2年担任のときに、その長縄でベスト記録を本番で出すことができて、生徒と同じ勢いで喜んでいたのを覚えています。結果的にその年は優勝して本当に嬉しかったです。

一番の思い出ということですけど、もう一つ話していいですか(笑)?

 光陵の文化祭はとても面白くて、中庭での書道科によるパフォーマンスとかも楽しいのですが、私が3年生の担任のときに、クラスで調理販売をやりまして、春巻きの皮ピザというのを生徒と一緒になって作りました。本当に光陵生は賢くて、パソコンのエクセルなんかを駆使して、シフトを組んだり、会計処理をどんどん、私が言わなくても生徒がやってくれていたのが本当に印象的で、「この子たちなら大丈夫だ」と思いました。

   
  (春巻きの皮ピザ)

松:それでは、白石先生お願いします。

白石先生:私が、光陵高校赴任1年目の時に、書道科の副担任をしていました。12月頃、そのクラスのある生徒が、受験を前にして、ちょっと様子がおかしかった。なので、廊下で声をかけて、「君、どうしたんだ。最近ちょっと変じゃないか」と声をかけたんですね。そしたら突然泣き出しまして。「受験を控えていて、もう自分はだめなんだ。書道で98点取らないと受からないんだ、とてもとれっこないから」といって泣いているんですね。それを聞いて、私は、「君は大宮光陵書道科の生徒だろう、書道でやっていたら他の学校の生徒にひけをとるはずがないじゃないか」と話をしました。そうしたら彼女の顔つきがパッと変わって。気持ちが変わったんですね。そのあとはコツコツと努力して見事、志望校に合格しました。そのあと、保護者の方と本人が来て、「やはり、12月のときには(自分は)おかしかった。何かあると突然涙が出てきたり、頭の中が真っ白になった。でも、あのとき話をしてもらい、自信を持っておかげで合格できました」と言ってくれたんですね。でも、それは自分の本当の力をそのまま自信を持ってやれば、そもそもできた事であって、もともと力のあった子なんですよ。ですから離任式の時にも話しましたが、光陵生は自信を持って自分の力を発揮すれば必ず目標に到達することができる、と感じました。3年前ですが、それが一番の思い出ですね。

  

松:次に、校長先生お願いします。

久保島校長先生:卒業式のときの式辞は、私自身が「これが最後の卒業式の式辞だ」と思いながら作ったもので、あの中には私の万感の思いがあるのですが、簡単にいうと、「丸ごと思い出は持っていきなさい。(思い出から)何かを切り取っていかないでほしい」ということです。なぜかというと、大切な思い出なのだから、切り取って思い出を持っていってはいけない。まるごともっていきましょうということです。私自身も振り返って、何を一番印象に残っているのかと考えて切り取ろうとしたのだけれどもできなかった。丸ごと、この3年間丸ごと全てが私の1番の思い出なのだろうと思っていて、今でも丸ごと持っているつもりでいます。その中でも、1つだけ挙げろといわれれば、毎朝教室まわりをした事です。生徒と話をしたくて、雑巾を持っていくわけですけど、ただ教室をまわるだけだと面白くないし、せめて、きれいになればいいかなと思いながらやりました。あれは本当に1日も欠かしたことはありませんでした。出張などがない限りは毎朝1日も欠かさなかったことは、1番の、(丸ごとの思い出の中で)敢えていえば1番の思い出で、生徒と会えて非常に楽しかったです。生徒と会話がしたくて教室をまわったという感じでした。

松:では、教頭先生お願いします。

守屋教頭先生:離任式のときに永尾先生が話をした入学式、卒業式の時の管弦楽部のBGMです。私が25年間教員やってきて、26年目に光陵高校に来て、こんな学校はじめてでしたから、やっぱりあれは素晴らしかったな、っていう想いがありました。
  


松:今回、実は卒業した先輩の方々に各先生の印象とかイメージを聞いていて、それを発表するのに合わせて、先生方からのこんな生徒がいたという印象的な生徒の話をしてほしいなと思います。

松:最初に永尾先生ですけれども、主に、元3年5組(担任クラス)の先輩方の中で、普段しっかりしているのに、たまに天然なのが(笑)、先生らしくてかわいい、という意見がとても多かったです。

永:…抜けてます(笑)。

松:理系の担任だったかと思うのですが、理系の生徒たちはどうでしたか?
  

永:そうですね。先ほど離任式でも話をしましたが、本当に最後の最後まで夢をあきらめずにチャレンジする生徒がとても多かったです。一番印象に残った生徒は、3年間担任した子で、1年生の夏休み頃、「夢を追いかけるから学校を辞めたい」と相談してきました。夢を追いかけるという事は本当に素晴らしい事だけれど、急なことなので、その時にいろいろな話をした結果、本人から、「もうちょっと続けてみる」ということになりました。結局3年間本当に頑張ってくれました。最後、卒業のときに、「やっぱり高校通って、卒業できて本当に良かった」って言ってくれたのがうれしくて、本当に今でも忘れられないです。

松:次に白石先生ですけれども、主に、元3年3組(担任クラス)の先輩方と、創作文芸部の方に話を聞いてきました。一番(意見が)多かったのが、とにかく笑顔が素敵(笑)というのと、授業のときに、ただ、問題を解説するのではなく「数学とは何か」という、深い授業をしてくれたのがとても印象に残っていた、という話をしてくれました。特に思い出に残っている生徒はいましたか?

白:思い出に残っていて、一番私が嬉しかったことを話しますね。3年生になり、(各自で)目標を立てて、勉強していきます。ある生徒なのですが、勉強があまりうまくできない。いくらやってもできない。センター模擬試験で5点から10点しかとれない。彼は、本当に数学が苦手なんですよ。でも本人は「数学でやっていく」と言うんですね。それからもずっと勉強し、夏休みも補講にずっと出てきて、それでもなかなかできるようにならない(苦笑)。そんな時期がずっと続きます。どこで伸びたかというと、最後ですね。受験の直前の1月6日。Kパックという最後の模擬試験があるのですが、そこで100点満点のセンター模擬試験で57点とりました。よくがんばったなと思いましたね。本当にあきらめずに最後の最後までがんばる地道な努力をしてくれた。本当にコツコツと。5点10点とる中で(数学が)嫌になる時があると思うんだ。でもあきらめずにずーっと続けていった。そんな彼が一番、私の印象に残っています。

 




光陵デイズ(第1
回)

第5回ヨーロッパ研修旅行(行程はこちらをクリック)        
写真左から、
3年田中さん、2年齋藤くん、3年桑原さん

 今回は、平成28年3月25日から30日に実施された、第5回ヨーロッパ研修旅行の参加者を代表して、団長の田中さん(3年)と、副団長の齋藤くん(2年)にお話を聞いていきます。聞き手は声楽専攻の桑原さん(3年)です。

 とても楽しいインタビューになりました。

桑原:今回は、ヨーロッパ研修旅行の様子を聞いていきたいと思います。よろしくお願いします。

田中:よろしくお願いします。

齋藤:よろしくお願いします。


桑:まず、ヨーロッパ研修旅行では、ウィーンのどこへ行きましたか?

田:本当にいろんなところを見学させていただきました。様々な音楽家の像や墓地へ行って彼らの存在を近く感じました。それからベートーベンハウスとモーツァルトハウスに行ったんですけど…

桑:「〜ハウス」っていうのは?

田:当時、彼らが住んでいたところがまだ残っているんです。

    
 (モーツァルトハウス)   (ベートーベンハウス)

桑:あっ、そう!

田:さらに、直筆の楽譜などの資料とかもあったりして。「あぁ、ここであの曲作曲してたんだなぁ」と。非常に貴重な体験ができました。あと、美術にも多く触れる機会があって、美術史博物館とかで美術とか絵を見る事が多かったんですれど…。

桑:(音楽と)同じ芸術ですね。
田:はい。私の中で一番印象的だったのは、セセッション(ウィーン分離派の展示施設)という場所です。
   
      (セセッション)

見学した他の建物と比べると小さな建物なんですけど、建物自体がすごくモダンで月桂樹をモチーフとした装飾があって、町の中でも目を引く建物だったんです。そこでは、グスタフ・クリムトの「ベートーベン・フリーズ」という作品を見ました。

 
(ベートーベン・フリーズ)

 

(第9の時の定期演奏会にもベートーベン・フリーズが使われていました)

これはベートーベンの交響曲第9番をテーマに描かれているんです。その描かれている人の表情や姿から物語が伝わってきて不思議と心惹かれるものがあったんですよ。

桑:ベートーベンの第9といえば私たち…

田:そう。私たち、去年本校30周年式典で第9番演奏しましたよね。

桑:しましたね。

田:それもあって深く作品を見る事ができたように思います。

桑:齋藤君はどうですか?

齋:田中先輩がおっしゃたように音楽家のお墓や、ベートーベンハウスやモーツァルトハウスを見学できた事は私たち音楽科にとって本当に大きな経験になったと思います。そこに資料があるのですが写真撮影ができないものとかたくさんあって…。

桑:じゃあ、もう行かないとみることができない?

齋:はい。行かないと見られないです。

桑:うわぁ、うらやましい!

齋:そういうのを生で見られて本当に贅沢な時間が過ごせたなって。ほかにもいろいろな宮殿を見られたりして。テレビでも見られるのですが、実際本物を間近で見るのとはぜんぜん迫力とかが違ってて…。

田:画像で見るのとは全然違うよね。

桑:違うんですよねぇ。そりゃあ実物大はね。



桑:オペラっていうと「シュターツオーパー(国立オペラ座)」ともう少し庶民
的な「フォルクスオーパー」が2大オペラ劇場になっているかと思うんですけど、オペラは観ましたか?

田:観ました。

桑:おおっ!
田:「シュターツオーパー」で観ました。本当にもう終始感動しっぱなしで、今までの人生で一番すごいものを見たなって思いましたね。舞台のセットとかドームとか歌手の方の演技もオーケストラの演奏もすべて完璧で圧倒されましたね。自分がその世界に入り込んだ感じがしました。
    
(シュターツオーパー外観)(シュターツオーパー内装)

桑:日本でオペラだけの劇場って、ないじゃないですか。ここは確かそういうところでしたよね。

田:はい。道具とかもすごく凝ってました。

齋:確かに舞台とか素晴らしかったです。観る前は「どんな素晴らしい歌が聴けるのか な」って思っていたんですけど、幕が開いて舞台のセットを見た瞬間にもう圧倒されてしまって。

田:見た目からして細かいんです。「マジか!」という感じでしたね。

桑:(道具が)結構前から使ってそうですよね。ちなみに演目ってなんですか?

田:ラ・ボエームです。

桑:ラ・ボエームかぁ。プッチーニが作曲した有名なイタリアのオペラですね。


桑:シュターツオーパーといえば、観客の皆さんはやっぱり正装しているイメージなんですけど、お二人は制服で行ったんですか?

田:いやいやいや。

齋:制服は持っていってないです。

田:正装というので、ちゃんと準備していました。(齋藤君に)何を着てたっけ?

齋:スーツです。

田:私はワンピースを着ていました。女性は結構ワンピースっていう感じでした。

桑:いいですね。やっぱり見た目からもその場に馴染んでいけますからね。

桑:ウィーンに行ってから音楽に対する考えや気持ちの変化など自分の中で変わった事ってありますか?

齋:そうですね。今まではただ楽器をうまく弾けるようになりたいとか技術を向上させたいと思ってずっと練習していたんですけど、ウィーンに行ってからは、自分が学んでいる音楽とか楽曲がどんな土地で生まれたか、どこで演奏されたかを、実際に見る事ができて、技術以外の部分がどんなに大切かという事を感じる事ができたと思います。

桑:それはやっぱりレッスンの影響ですか。

齋:ヨーロッパ研修全てを通しての影響です。

田:わたしもレッスンだけじゃなくて、あらゆることからそういう発見が多かったです。街中で小鳥が鳴いているのでさえ、歌っているように聞こえました。それは思い込みかもしれませんが…(笑)。

桑:それはもう、ウィーン・マジックにかかっちゃってますね(笑)。

桑:ウィーンで受けたレッスンと普段日本で受けているレッスンって何か違いはありましたか?

田:レッスン自体に根本的な違いはなかったように思います。

桑:レッスンは、ドイツ語?

田:はい。言語の違いは大きいなと思いました。先生のおっしゃっている曲のニュアンスが直接うけとれないというのが非常に苦しくて。でも歌ったりピアノで弾いたりして「こうやるんだよ」って示してくれたのでそういうときは、すんなりと入ってきました。でも、やっぱりドイツ語はしゃべれるようになりたいなぁって強く思いました。

桑:齋藤君は?

齋:ピアノの場合はペダリングが日本で普段習っているのとは少し違うなっていうのが分かりやすい違いだったんですけど

桑:例えば?めっちゃ強く踏むとか(笑)?

齋:強く踏む…というわけではないのですけど、踏む回数を細かくする事を特に指導してくださいました。日本では最終手段みたいなイメージですけど、一番左の音質を柔らかくできるペダルを多用して、もっと音楽作りに集中するように、という事は指導されました。あと、自分のレッスンでも、聴講したレッスンでも、楽譜に関しての心構えみたいなことはおっしゃっていました。


桑:研修中、大変だった事ってあります?

齋:ありますね。普通に歩いてる時なんですけど、歩行者用の青信号の時間が異様に短い(笑)

田:そう!そうなんですよ。

桑:へぇ。確かにそう言っていた人いたかも。

田:点滅も短い(笑)。赤になったらすごいスピードで車来るし(笑)。本当に信号が短くて、「現地の人は足長いから。歩幅広いのかな?」みたいな変な推測をしてしまうぐらい。だから街中での移動は割と大変でしたね。

齋:大変です。特に自由行動で、自分たちで地図を見ながら移動したんですけど、通ったことある道でも、ほとんどの建物が同じにしか見えないので道を覚えるのが大変でした。


桑:食べ物などにも文化の違いがあったのではないかと思うのですが、何か気に入った食べ物とか、逆に「これ苦手だなぁ」という食べ物はありますか?

齋:正直に言うと、僕は全体的においしくないって感じました(苦笑)

桑、:合わなかったんだ(笑)。

齋:その割に量が多くて。ただ、ハーブジュースっていうのがあってそれはおいしかったです。

田:(ハーブジュースは)日本でいうと一番近いのはジンジャーエールかな、っていう感じの飲み物です。

(ハーブジュース)